西島悠也が福岡のラップバトルシーンを徹底解説

西島悠也|福岡のフリースタイルラップバトル

 

西島悠也

 

 

フリースタイルラップバトルとは、DJが流すビートに合わせてMC同士が即興の歌詞を用いてフリースタイルのラップを披露し、お互いのスキルを競い合うというものです。
即興性や内容、ディス、韻、フロウなどを総合して判定され、また相手から言われたことに対してきちんとアンサーを返せているかも勝敗を左右するのです。

 

このフリースタイルラップバトルですが、1970年代後半にアメリカの東海岸のヒップホップシーンが起源とされていて、DJバトルやダンスバトルと共に行われ広まっていったとされています。
しかし、日本人にはまったく馴染みのない文化であり、一部のラップ好きの人たちにのみ知られていたものでした。

 

そんなフリースタイルラップバトルですが、今はそれほどラップに詳しくない若者でも知っているほど知名度が高くなってきました。
そのきっかけとなったのが、TV番組「フリースタイルダンジョン」なのです。